声の出し方を変える?
発声訓練をしているときに
いい声を出そう出そうとしている
そこのあなた、それ、楽しい?
訓練だから苦しいのは当たり前?
頑張ってしっかり出そうとするのも当然?
ちょっと待って、
演じる時にもその声をつかうの?
ちょっと待って、
その声で自由に動けるの?
発声訓練はいい声を出すために
声だけを鍛えることではないからね。
そこ頑張るところでも
まして苦しむところでもないからね。
発声訓練は…
いい声が出る身体に調えていくこと。
そのいい声も
誰かのためのいい声じゃないよ、
まず自分にとってのいい声だからね、
それも全身が心地よくなる声だからね。
表現の土台となる声は
ラクに出ていくものだから
いつまでも出していたくなるほど
楽しくって心地いいものかも。
はじめにそんな声を放てたなら
そのあとの訓練もきっと楽しいよね。
セリフも豊かに表現できるよね。
あなたがすでに持っている
あなたの素敵な声が放てるように
あなたの身体を調えていく。
声はあなたの心と身体とともに
あなたの表現として放たれるものだ。
はい、これ大事、
声も身体の一部だからね。